シスターからのメッセージ⑩ シスター井上千寿代

2021-07-01

1.名前:井上千寿代シスター井上写真

2.プロフィール:

聖心女子大学、東京聖心女子学院、小林聖心女子学院、
アトマジャヤ  カトリック大学、ナシオナル大学

3.座右の銘:

「たがいに愛し合いなさい」【ヨハネ13:34】小学校5年で、
聖心に編入して、温かいクラスの愛をいただき、洗礼へのきっかけになりました。

4.メッセージ:

マザーバラのお言葉に「世の中を変えていく人になるように、、、」とあります。2年前に帰国し、コロナ禍のお陰で、ふと気づいたことがあります。インドネシアで28年間の滞在の折、緒方貞子様、曽野綾子様、その他、多くの卒業生にお目にかかる機会をいただきました。 いかに多くの子供たち、村人たちに生きがい、喜びを与えてくださったかを今しみじみと思い起こしております。

7歳ごろから、自分のためにだけ、お金稼ぎをしていたエディ君は、アチェの津波の後、トラックの運転手としてボランティアしていました。ある日、帰り道、砂煙の向こうに、かすかに、家族3人がのったバイクが走って来るのを見つけました。道が狭いので、事故になると気づき、わざと、畑に突っ込み、その家族の命を救いました。エディ君は、責任を取って、NGOを辞めました。

もう一人の少年マンシュール君は、12歳の時、電車事故で、片足をなくしました。友人に侮辱されて、彼を殺してしまい、刑務所に入りました。一年後、仮出所しました。その後、勉強をはじめ、34歳で、大学(法学部)を卒業しました。卒業後は、肢体不自由の人々の為にNGOをたちあげ、助けています。

ジャカルタの川沿いや、お墓に住む子供達には、移動図書ができました。子供たちは、大喜び。将来が楽しみです。

フロレス島の山村、ムバタ村では、以前、高校生は、遠くのボロンという町で、勉強するのが普通でした。ところが、2016年に、ベルナルド神父により、リーダーシップ養成の全寮制の高校ができました。ひと月もすると、ある父親が、「神父さん、娘が、変わった。きちんと挨拶するようになった。」と大喜びで報告にきました。次第に村中に、活気がでてきました。

この裏には、奨学金、図書の購入、有機農業へのサポートというところで、JASHのみなさまの寛大な、大きなご協力があったお陰なのです。確かにマザーバラが期待しておられる、「世の中を変えていく人になるように、、、」というマザーバラの熱い願いの実現を目の当たりに見せていただきました。ありがとうございます。

  1. *以下、過去のシスターコラムです。

    1. ①シスター宇野三惠子
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    1. ②シスター田中玲子
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    1. ③シスター大橋保子
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    1. ④シスター景山佐和子
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    1. ⑤シスター山崎渾子
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    1. ⑥シスター頴川政子
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    1. ⑦シスター山下まち子
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    1. ⑧シスター岩井慶子
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    ⑨シスター田嶌淳子 こちらへ