JASHについて

日本聖心同窓会(JASH)会長挨拶

2019年4月

JASH会長の挨拶

JASH会長 村上 直子(み59、宮28)

日頃より皆様にはJASHに関心をお持ちいただき、またご協力いただいておりますこと、心より御礼申し上げます。

2018年は、聖心会二人目の聖人である聖フィリピン・デュシェーン渡米200周年のお祝いの年でした。200年前の聖人の“境界を超える”という勇気ある船出がアメリカ大陸へ聖心の教えを伝え、やがてそれがオーストラリア大陸を経て日本にもたらされたという事を思い起こし、世界の聖心の家族と共に聖人へ感謝する一年となりました。聖心会、及び日本管区からの呼びかけに応じ、JASH会員の全同窓会は一丸となって9月15日前後を“奉仕の日”とし、各同窓会がそれぞれ真心こめて奉仕活動を行いました。100年前に日本に聖心の教育を携えて来日されたマザーズの墓所(雑司ヶ谷、不二聖心、小林聖心)の清掃、修道院用の雑巾の縫製、祈りの霊的花束、チャリティーバザー、ホームレスへの炊き出し、と各会がそれぞれ工夫をこらし、それらの奉仕を11月18日の祝賀ミサで奉納しました。

また一年間、毎週聖心会から送られてくる省察の祈りをJASHの翻訳グループが和訳し、毎月曜日にJASHのウエブサイトに公開しました。

10月初頭にAMASC臨時各国会長会議がフランスのJoigny(ジョワニー。創立者の生誕地)で開かれ、JASHからは中山洋子前JASH会長が全権を委任され、AMASCの新体制の誕生に立ち会いました。

AMASCのウエブサイトはこちらより

「JASHだより」のウエブサイトはこちらより

同時期、聖心会日本管区での会議の為に来日されたASIANZ(オーストラリア、ニュージーランドを含むアジア)の聖心会会員の方々のお手伝いをし、少しですがアジアでの聖心会の活動のご様子を伺う事ができました。

また来日された聖心会総長および総長顧問団のシスター方とJASH理事たちとの懇談が実現し、日本の同窓会の現状を知っていただくことができました。短い時間ではありましたが、普段はなかなか直接お目にかかることができない総長や顧問団の方々は各国の聖心会の近々の様子をご説明くださり、私たちからの質疑にも熱心に対応され、参加者全員が一体感に包まれました。

このように各同窓会の枠を超えてJASHとしてさまざまな活動をすることができ、改めて統合同窓会であるJASHの絆を感じることができたと同時に、各同窓会、JASH, AMASC全体に共通する課題、「同窓会・聖心会・学校が一つの家族を作り上げる」という活動をいかに若い世代に伝えていくか、ということを絶えず念頭に置き、興味を持っていただけるよう発信することを心がけてきた一年でした。

しかしながら、この課題をクリアするにはまだまだゴールは遠く、試行錯誤の連続です。

先日、若い方から「どのようにしたらJASHの会員になれますか?」との質問を受けました。答えは次のとおりです。「各同窓会の会員になる、ということで貴女はすでにJASHの会員であり、AMASCの一員でもあるのです!

 

少しでも活動に参加してくださる方が増えてくださるよう、新年度も役員、理事ともどもよく検討し、実行するよう努力してまいります。

皆様からの変わらぬお力添え、ご助言をいただけますとありがたく存じます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

                                          

日本聖心同窓会(JASH)役員

会 長:村上直子(み59・宮28)
副会長:小澤志津子(み57・宮26)、中込伊都子(三英27)
書 記:佐々木麗子(宮41)、 川辺祐香(小み56・宮40)
会 計:六本木真美(小み52・宮34)、藏原由季子(小み53・宮35)
監 事:中川和子(I‘77・宮31)、 木村惠子(ド19・三英28)

 

JASH事務室

2018年1月にJASH事務室を聖心女子大学のご厚意により、大学1号館3階に移転いたしました。1号館正面入り口から入り、右の階段を3階まで上ってすぐの右角のお部屋です。

JASH事務室使用状況
  JASH備品貸出

 

日本聖心同窓会(JASH)とは

日本聖心同窓会は、現在日本国内に8つある聖心同窓会の統合組織です。”JASH”は 、”Japan Alumnae Association of the Sacred Heart”の略です。

1958年、第二次世界大戦後の混乱から、世界が平和を取り戻しつつあるころ、世界各地の聖心卒業生がベルギーに集まり初の国際的な同窓会が開催されました。それ以降ヨーロッパを中心に世界聖心同窓会(AMASC)の結成が呼びかけられ、日本は、その動きに応えて、1966年、日本の窓口として、国内の統合同窓会(JASH)を創設しました。
以来、国内においては、別々に活動する8同窓会間の情報交換や交流を円滑にし、それぞれの活動を盛り立てると同時に、全同窓会の協力体制を敷いて活動しています。また、日本で100年以上に及んで私たちに貴重な教育を授けてくださった聖心会のシスター方及び先生方に感謝の念を表し、お役に立てるよう努めています。
またAMASCに対する日本の窓口としての活動も重要な役割です。AMASCへの定期的な活動報告や世界大会への参加をはじめ、AMASCの運営に対する意見、提案を積極的に行うことで、AMASCの運営にも協力しています。

 

世界聖心同窓会(AMASC)とは

世界聖心同窓会(AMASC)は世界39カ国の聖心同窓会が所属する同窓会の統合組織です。“AMASC”は、”Association Mondiale des Anciennes et Anciens du Sacré-Coeur”の略です。世界でも唯一のグローバルな同窓会組織と言えるでしょう。
1965年ブリュッセルで開かれた国際大会に於いて国際組織AMASC創立への合意が得られ、一年の準備期間の後、翌1966年に正式に発足し、第1回AMASC世界大会が開催されました。以後、4年に一度世界各地で行われています。JASHは、AMASCとの関係を深める中、1986年3月、「異文化間の対話」というテーマの下に第8回世界大会を東京で開催しました。これは、アジアで初めてのAMASC世界大会でした。JASHは、その開会日を記念して、3月16日を「JASHの日」と定め、翌年から毎年3月16日近辺に、日本の聖心ファミリーの集いを催しています。
世界大会では、ミサ、各国会長会議、講演、ディスカッション、現地の学校訪問などが行われます。各国会長会議で、AMASC会長以下執行部及び役員が選出され、4年交代で運営に当たります。

日本の聖心各姉妹校の卒業生は皆、JASHの会員であり、同時にJASHを通じてAMASCにも所属しています。jashamasc%e3%83%84%e3%83%aa%e3%83%bc%ef%bc%882016-9%ef%bc%89%e6%96%87%e8%a8%80%e3%81%aa%e3%81%97

※1 2009年11月10日の宮代会理事会において、1995年の合併を確認
※2 2003年5月24日の小林みこころ会総会を以って、小林みこころ会とバラ会は合併した

 

JASHの活動

JASHは、現在日本国内にある8つの聖心同窓会の交流をはかっています。同時に日本で100年以上教育活動を行ってこられた聖心会の活動を支援する役割もおっています。またJASHは積極的にAMASCの活動に参加しています。

JASHについて

JASH委員会

JASHには、それぞれ目的を持って活動している3つの常設委員会があります。

・ホスピタリティ委員会

・JASH-AMASC委員会

・資料委員会

なお1988年、聖フィリピン・デュシェーンの列聖を記念して発足した聖フィリピン・デュシェーン列聖記念事業委員会は、2009年3月をもってその活動を終了しました。
また、1986年にAMASC東京大会開催を記念して1986年に設立されたAMASC東京大会記念基金委員会は、2018年3月をもって、その30年に及ぶ活動に終止符を打ち解散いたしました。
このほか、AMASC世界大会に向けてのスタディグループが、最長4年の臨時委員会として結成されます。

ホスピタリティ委員会

1964年のJASH発足以来、AMASCのホスピタリティネットワークの一環として活動しています。
委員会は、委員長、書記、会計他の数名の体制ですが、JASHボランティアなどの協力を得て、海外からのAMASC、聖心関係者来日に際して、歓待し、便宜をはかっています。その他、主な活動として、毎年3月の「JASHの日」の昼食会を準備し、会員の楽しい交流の場を演出しています。
JASHホスピタリティ委員会は、常に聖心関係者のニーズに応えられるように、在学中に学んだホスピタリティの精神を発揮しています

JASH-AMASC委員会

AMASC東京大会記念基金委員会の流れを汲み、その志を受け継ぎ、若い同窓生(ヤング・アラムネ)のJASH、AMASCへの意識を高め、同窓会活動への参加を奨励することを目指した活動を続けます。

資料委員会

1990年、AMASCコスタリカ大会に向けて活動していたJASHスタディグループの提案により、発足しました。資料を通して、聖心会創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラの精神を次の世代に伝えていくことを目的に、日本国内の聖心各学校や同窓会に関する歴史的資料を収集・保管しています。緻密な作業を地道に行う委員会です。これまで写真、証書、教科書、印刷物、刊行物、制服、校章、など約2300点余りの資料が集まりました。それらを整理し、一点ずつ情報を記載して目録カードを作っています。また、データベース化もすすめています。
機会や依頼があれば、各学校や同窓会などのイベントで展示を行なっています。最近では、2016年4月23日の聖心女子専門学校「ありがとう英語科の日」、2017年3月15日AMASC会長と韓国聖心同窓会会長、副会長を迎えて開催された「JASHの日」の際に、それぞれ展示を行ない、皆さまにご覧頂くことができました。
1994年には、4年の歳月をかけて作成した年表「日本国内聖心女子学院の歩み」を発行しました。その後、2回改訂を行っています。また、活動の一つとして行なっているシスタースや先生方、同窓生への「聞き取り」の一部をまとめ、冊子「語りつぐこと」第1集、第2集を発行しました。好評のため一旦完売しましたが、2013年増刷し、現在、年表と冊子第1集、第2集ともに頒布しています。
今後も引き続き資料の収集・整理・保管を行います。資料提供等のご相談がありましたら、「お問い合わせフォーム」よりお願いいたします。

※刊行物の販売頒布について
年表「日本国内聖心女子学院の歩み」・・・1500円(年表は冊子と同封はできません)
冊子「語りつぐこと」第1集・第2集・・・各700円(発送の場合は1冊1000円)