JASHについて

日本聖心同窓会(JASH)会長挨拶

2021年4月

JASH会長の挨拶

JASH会長 村上 直子(み59・宮28)

 

「皆さんはご自身がJASH会員であることをご存じでしょうか。」

この3年間、JASHの役員はこのモットーを掲げ日本中の聖心の同窓生たちにJASHとAMASCに関心を持っていただく活動を続けて参りました。本来ならばここに、2020年度の活動をご報告するべきですが、新型コロナウイルス感染症の二度にわたる緊急事態宣言の発令により、予定していたすべての活動が中止、または活動形態を変更せざるを得なくなりました。JASHの一年に一度の最大イベントである「第35回JASHの日」も、残念ながら昨年に引き続き開催中止となりました事をここにご報告を申し上げます。

「JASHの日」のように皆様が集まることが出来ない代わりに、何か会員の方々にJASHからエールを発信できることはないかと考えました。そして学生時代にお世話になったシスター方にメッセージを頂戴し、当Webサイトに月替わりでの掲載を始めました。さらにコロナウィルス感染症の影響が地球規模であった為、在外JASH会員から現地の様子をレポートして頂きました。シスターからのメッセージと海外レポートはいずれも「JASHだより」31号に掲載しております。どうぞご覧ください。同紙に掲載されておりますマスク着用の聖マグダレナ・ソフィアのイラストはAMASC会長から配信されてきたものです。

「JASHの日」が、以前に中止を余儀なくされた事をご記憶でしょうか。2011年3月11日の東日本大震災の年です。この年は「第25回JASHの日」が3月16日に開催を予定されておりました。JASHではこの中止された「JASHの日」の代わりに6月に震災の犠牲者と被災された方々の為の「東日本大震災オール聖心ミサ」を執り行いました。350名余りの会員が参列し、心を合わせて祈りました。また義援金を募集したところ、国内のみならず在外JASH会員、さらにAMASC加盟の同窓会、聖心会、教職員の方々から在校生のご父兄にいたるまでの本当に多くの聖心関係者が募金に応じてくださいました。この「オール聖心義援金」はカトリックの教育関係諸施設への援助に使われました(「JASHだより」22号参照)。聖心ファミリーの絆の強さ、少しでも何か自分に今できることをしたいという人を思いやる気持ち、聖心スピリットが大いに活かされた一年でした。

そしてちょうど10年後になる今年、再び活動予定を変更せざるを得なくなりました。しかしながら前回とは大きく異なる点があります。それは感染拡大防止の為、人の傍らに駆け寄って声をかける事はできず、人と人との物理的接触に距離を保たなければならなくなった事です。JASHの活動拠点の聖心女子大学でも構内への入構に制限が設けられ、集会も自粛となる中、役員会や理事会も少人数での対面作業とメールやオンラインミーティングの併用で続ける一年となりました。

震災も感染症の蔓延も、災害は人々の生活を一変させます。実際に被害に遭われ喪失感を持たれている方、親しい人に会えず孤立感に苛まれている方も多くおられると思います。

そのような方々に心からお見舞いを申し上げます。

そして改めて皆さんにお願いしたいと思います。ご自身がJASHの一員であることをどうぞ思い出してください。皆さんが各同窓会、JASHを通じて日本中、世界中の会員と繋がっていること、同じ聖心のスピリットで結ばれた仲間がいる、ということを忘れないでください。また殊に孤立しがちな若い会員の方々が周りにいらしたら、ぜひお声をおかけください。共にJASH会員、聖心ファミリーの一員であるという自信が、皆様の今後の活動の拠り所となりましたら大変に嬉しく存じます。

来年の「JASHの日」には、ぜひ皆様とお目にかかりましょう。

最後になりますが、2022年に予定されているAMASCローマ大会のご案内も「JASHだより」に掲載されるべきところではございますが、AMASC会長国のイタリアでの感染状況が中々収まらず、詳細を発表できるまでに至っていないようです。皆様にご案内できます日を、私達も待ち望んでおります。

 

日本聖心同窓会(JASH)役員

会 長:村上直子(み59・宮28)
副会長:中込伊都子(三英27)、山田あけみ(み60・宮29)
書 記:川辺祐香(小み56・宮40)、伊部規子(み76・宮45)
会 計:藏原由季子(小み53・宮35)、蜂矢淳子(み64・宮33)

監 事: 木村惠子(ド19・三英28)、和田美紀(ド34・宮42)

 

JASH事務室

2018年1月にJASH事務室を聖心女子大学のご厚意により、大学1号館3階に移転いたしました。1号館正面入り口から入り、右の階段を3階まで上ってすぐの右角のお部屋です。

JASH事務室使用状況
  JASH備品貸出

 

日本聖心同窓会(JASH)とは

日本聖心同窓会は、現在日本国内に8つある聖心同窓会の統合組織です。”JASH”は 、”Japan Alumnae Association of the Sacred Heart”の略です。

1958年、第二次世界大戦後の混乱から、世界が平和を取り戻しつつあるころ、世界各地の聖心卒業生がベルギーに集まり初の国際的な同窓会が開催されました。それ以降ヨーロッパを中心に世界聖心同窓会(AMASC)の結成が呼びかけられ、日本は、その動きに応えて、1966年、日本の窓口として、国内の統合同窓会(JASH)を創設しました。
以来、国内においては、別々に活動する8同窓会間の情報交換や交流を円滑にし、それぞれの活動を盛り立てると同時に、全同窓会の協力体制を敷いて活動しています。また、日本で100年以上に及んで私たちに貴重な教育を授けてくださった聖心会のシスター方及び先生方に感謝の念を表し、お役に立てるよう努めています。
またAMASCに対する日本の窓口としての活動も重要な役割です。AMASCへの定期的な活動報告や世界大会への参加をはじめ、AMASCの運営に対する意見、提案を積極的に行うことで、AMASCの運営にも協力しています。

 

世界聖心同窓会(AMASC)とは

世界聖心同窓会(AMASC)は世界37カ国の聖心同窓会が所属する同窓会の統合組織です。“AMASC”は、”Association Mondiale des Anciennes et Anciens du Sacré-Coeur”の略です。世界でも唯一のグローバルな同窓会組織と言えるでしょう。
1965年ブリュッセルで開かれた国際大会に於いて国際組織AMASC創立への合意が得られ、一年の準備期間の後、翌1966年に正式に発足し、第1回AMASC世界大会が開催されました。以後、4年に一度世界各地で行われています。JASHは、AMASCとの関係を深める中、1986年3月、「異文化間の対話」というテーマの下に第8回世界大会を東京で開催しました。これは、アジアで初めてのAMASC世界大会でした。JASHは、その開会日を記念して、3月16日を「JASHの日」と定め、翌年から毎年3月16日近辺に、日本の聖心ファミリーの集いを催しています。
世界大会では、ミサ、各国会長会議、講演、ディスカッション、現地の学校訪問などが行われます。各国会長会議で、AMASC会長以下執行部及び役員が選出され、4年交代で運営に当たります。

日本の聖心各姉妹校の卒業生は皆、JASHの会員であり、同時にJASHを通じてAMASCにも所属しています。2019年度 AMASC JASH ツリー(2020年3月訂正)文言無し

※1 2009年11月10日の宮代会理事会において、1995年の合併を確認
※2 2003年5月24日の小林みこころ会総会を以って、小林みこころ会とバラ会は合併した
※3   2019年8月24日の真理茂会総会を以って休会を決定した。

 

JASHの活動

JASHは、現在日本国内にある8つの聖心同窓会の交流をはかっています。同時に日本で100年以上教育活動を行ってこられた聖心会の活動を支援する役割もおっています。またJASHは積極的にAMASCの活動に参加しています。

固定ページJASHについて(2020年3月改訂)

JASH委員会

JASHには、それぞれ目的を持って活動している3つの常設委員会があります。

・ホスピタリティ委員会

・JASH-AMASC委員会

・資料委員会

なお1988年、聖フィリピン・デュシェーンの列聖を記念して発足した聖フィリピン・デュシェーン列聖記念事業委員会は、2009年3月をもってその活動を終了しました。
また、1986年にAMASC東京大会開催を記念して1986年に設立されたAMASC東京大会記念基金委員会は、2018年3月をもって、その30年に及ぶ活動に終止符を打ち解散いたしました。
このほか、AMASC世界大会に向けてのスタディグループが、最長4年の臨時委員会として結成されます。

ホスピタリティ委員会

1964年のJASH発足以来、AMASCのホスピタリティネットワークの一環として活動しています。
委員会は、委員長、書記、会計他の数名の体制ですが、JASHボランティアなどの協力を得て、海外からのAMASC、聖心関係者来日に際して、歓待し、便宜をはかっています。その他、主な活動として、毎年3月の「JASHの日」の昼食会を準備し、会員の楽しい交流の場を演出しています。
JASHホスピタリティ委員会は、常に聖心関係者のニーズに応えられるように、在学中に学んだホスピタリティの精神を発揮しています

JASH-AMASC委員会

AMASC東京大会記念基金委員会の流れを汲み、その志を受け継ぎ、若い同窓生(ヤング・アラムネ)のJASH、AMASCへの意識を高め、同窓会活動への参加を奨励することを目指した活動を続けます。

資料委員会

1990年、AMASCコスタリカ大会に向けて活動していたJASHスタディグループの提案により、発足しました。資料を通して、聖心会創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラの精神を次の世代に伝えていくことを目的に、日本国内の聖心各学校や同窓会に関する歴史的資料を収集・保管しています。緻密な作業を地道に行う委員会です。これまで写真、証書、教科書、印刷物、刊行物、制服、校章、など約2300点余りの資料が集まりました。それらを整理し、一点ずつ情報を記載して目録カードを作っています。また、データベース化もすすめています。
機会や依頼があれば、各学校や同窓会などのイベントで展示を行なっています。最近では、2016年4月23日の聖心女子専門学校「ありがとう英語科の日」、2017年3月15日AMASC会長と韓国聖心同窓会会長、副会長を迎えて開催された「JASHの日」の際に、それぞれ展示を行ない、皆さまにご覧頂くことができました。
1994年には、4年の歳月をかけて作成した年表「日本国内聖心女子学院の歩み」を発行しました。その後、2回改訂を行っています。また、活動の一つとして行なっているシスタースや先生方、同窓生への「聞き取り」の一部をまとめ、冊子「語りつぐこと」第1集、第2集を発行しました。好評のため一旦完売しましたが、2013年増刷し、現在、年表と冊子第1集、第2集ともに頒布しています。
今後も引き続き資料の収集・整理・保管を行います。資料提供等のご相談がありましたら、「お問い合わせフォーム」よりお願いいたします。

※刊行物の販売頒布について
年表「日本国内聖心女子学院の歩み」・・・1500円(年表は冊子と同封はできません)
冊子「語りつぐこと」第1集・第2集・・・各700円(発送の場合は1冊1000円)