シスターからのメッセージ ②シスター田中玲子

2020-11-01

1.名前: 田中玲子IMG_3250シスター田中玲子

2. プロフイール:

1967~69, 1972~74年  不二聖心にて 宗教、英語 

1969~71年       小林聖心にて ”  ”      

1974~84年       東京聖心にて ”  ” 

(内、1978~84年)         校長 

1984~2011年     聖心女子大学にて 英語学、英語教育学、教育実習指導など

2010年~ 現在      JASH理事、聖心会代表 

 

3. 座右の銘:

座右の銘と言えるかどうかわかりませんが、以下は時々心に呼び起こす自戒の言葉です。

 私は生来せっかちで、出来事や人の話に対して、よく考える前にすぐに反応したくなります。そういう時にブレーキをかけるのは「聖霊を追い越さないで!」という多分学生時代にマザーブリットから習った言葉です。と、ここまで書いてふと気が付きました。これは聖マグダレナ・ソフィアの有名な言葉、「もし私が一生涯をもう一度繰り返すことになったら、ただ聖霊のささやきにのみ耳を傾けて日々を送りたいと思います」に通じるものではないかということです。私は聖マグダレナ・ソフィアの足元にも及びませんが、人生の最終段階に入った今、聖霊の導きに委ねて急がずに大切に日々を過ごせたらと願っています。

 もう一つ近年、特に大学を退職後、私が意識して実践しようとしているのは、これも聖マグダレナ・ソフィアの、「聖心の子どもは一人で天国へ行ってはいけません」という言葉です。大勢の卒業生の方々が大小いろいろな形でこれを具体的に生きていらっしゃる姿に触発されました。私はこの言葉を〝何か良いことをお友達と一緒にしましょう″と気軽に解釈しています。一人では気後れがするようなこと、小さなことでも少しは人様のお役に立つかなと思うことなどに友人たちを誘って参加してきました。2012年の福島の被災地訪問に始まり、教会の行事への参加、五島の巡礼、吉成麻子さんのフアミリーホームの訪問など、年に一度楽しみながらお互いに励ましあうチャンスにもなってきました。今年はコロナ禍による外出自粛などで継続が難しくなりましたが、これからも何かの形で続けていけたらと考えています。

4. メッセージ:

 コロナ禍による自粛が始まって数カ月もすると、出不精な私も自分の心の視野が狭くなったような鬱陶しさを感じ始めました。失業その他生活を脅かす状況に陥っている方々のことを思えば、贅沢な悩みですが、そこで考えたのは視野を広げる代わりに、内に深める時にしようということでした。言い換えると、神様がこの体験を通して私に何を伝えようとしていらっしゃるのか、そのメッセージを聞こうということです。外出自粛で身辺整理をする人が多くなりゴミの収集が増えたと聞きましたが、私も今こそ心の中の整理整頓をしよう、そう思ってこれまでうすうす気づきながら目をそらせていたものに直面すると、どんな修理が一番必要か見えてきました。皆様もこの際、心の中のお掃除、模様替えはいかがですか。重い物を運ぶ時は、神様が力を貸して下さると思います。