姉妹校はじまり物語
最初に蒔かれた小さな種には、大きな希望が託されていました。
姉妹校それぞれの、知ってるようで知らない創立の頃の物語を紹介します。
(当時の会長名を記載しています)
札幌聖心女子学院
茂仁香会会長 眞島 律子(茂13・真13)
ここは世界に開かれた窓
1961年、アジアの教会の豊かな可能性を認めた当時の総長マザー・デュ・バロンが来日しました。北海道に聖心の教育を、との声を受け北海道炭鉱汽船(株)が土地の寄贈を申し出てくださった宮の森の丘に立ち、ここで生徒が生き生きと学院生活を送る様を想像し「ここは世界に開かれた窓」と述べ、札幌聖心女子学院の設立が決断されました。
新しい時代の息吹は、新しい地でのみこころ(聖心)の教育への思いを募らせ、東京から三光町の校長を長年務められたマザー吉川茂仁香が院長兼校長として赴任、7名のシスターたちによって1963年に中学一年生、小学一年生を迎えて開校しました。
以来、保護者との家庭的な温かい交流のうちに教育が続けられています。少人数であっても活気ある学校で様々な活動をして表彰され、文部科学省から多くの指定をうけました。
「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール」(SELHi)(2006–2008)「国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育の調査・研究指定校」全国から五校を指定(2012–2014)「スーパー・グローバル・ハイスクール」(2013–2018)
授業には自ら学び自ら考える工夫が凝らされ、探究型学習が盛んでディベート、課題研究ミーティング、個人研究に取り組んでいます。クリスマスのお祝いは九日間の沈黙を守ってホームレスの方のためのお米を集める昔ながらのプラクティスを行い、社会福祉授業(点字、手話)、ボランティア活動、視覚支援学校、聴覚支援学校との交流も長い歴史があります。

マザー吉川と小学生(1965年頃)。小学校は1973年までありました。茶色を基調に千鳥格子の制服は今もあまり変わりません

創立の頃。宮の森の丘に竣工したばかりの校舎

シスター柳下。修道服でのスキー(1960年代)

小学生と中学生が並んで朝礼(1966年頃)

現在の制服。生徒たちのニーズに合わせてスラックスや夏のポロシャツ、パーカーも取り入れられています

現在の校舎。左手前は寄宿舎、右は体育館です






