表敬訪問 Madrid Chamartín 聖心会管区本部

2025-07-10

Madrid Chamartín の聖心会管区本部をお訪ねしました。

同じ敷地内にスペインの同窓会本部と1500人の生徒を抱える共学の学校(幼稚園から高校まで)と老人ホームがあります。

立派なアーカイブ室でスペインの聖心会の歴史を伺いました。マーテルは図書室にいらっしゃいました。

学校内の聖堂には、パイプオルガンもあります。マドリードの紋章の入ったステンドグラスも。下の方に、熊が木にもたれてるのが見えますか?

写真左/左から、現管区長のシスターNuria O’Callaghan。真ん中は管区長の秘書で27年間校長様をされていたシスターVictoria Lugo。写真中/左から、シスター並河美也子、アーカイブ室のシスターCarmen Victoria Solosga、私の右がアーカイブ室長のシスターRosa Carbonell。写真右/学校案内をしてくださったシスターPilar Rodriguez Frade。

シスターのお話では、1931年に時の共和国政府(スペイン市民戦争時)によってそれまでの校舎や修道院は焼き尽くされたそうです。道を挟んで反対側のイエズス会の学校も。つまりアンチカトリックで、宗教はすべて否定された悲惨な歴史も乗り越えての今現在….。
 
1931 年5月11日、キリスト像とシスター方のお墓だけは残った…と言うことでした。
 
貴重な写真の複写をいただきました。
 

そしてどこの聖心でも見たことがあるような、懐かしい階段の雰囲気…。学内にはこんな可愛いイラストも。初等科の制服なのですが、紺じゃないところがスペインです。

聖心会のシスター方は、どこの国でも明るく温かく、母校に帰ったような気持ちで過ごした一日でした。

JASH会長 ラウリア佳子(み64・宮33)