「第3回JASH-AMASCを考える会」報告

2012-12-03

2012年11月27日(火)、昨年度は東日本大震災の対応のため開催を見合わせた「第3回JASH-AMASCを考える会」を開催いたしました。 出席者は、元JASH会長、AMASC役員経験者を始め、理事会メンバー、様々な形で同窓会活動に関わっていらっしゃる方々、初めてJASH主催のミー ティングに参加なさる方々まで、28名。毎回少しずつ増えているのは、大変心強いことです。JASH(日本聖心同窓会)やAMASC(世界聖心同窓会)の 活動に関心を寄せ、ご多忙の中、貴重な時間を割いてくださったJASH会員の皆さまに、心より御礼申し上げます。

今回は、2013年3月のAMASC会長来日におけるビジネス・ミーティングを前に
1.変質したAMASCへのJASHの対応のしかた
2.2014年のAMASC執行部・役員交代選挙に際しての方針
がテーマです。

JASHは、学校の減少に伴う会員数の減少や2005年に強引に行われた会則改正などによって生じたAMASC運営上の問題を懸念し、提言を続 けてきました。また、現在のアメリカ執行部の体制も十全とはいえません。そのような実情を考慮したうえで、JASHが2014年の執行部・役員選挙におい て、会長国として名乗りを上げるのか、AMASC役員候補を立てるのか、一加盟国に留まるのか、具体的に検討すべき時期が来ています。

今 回のミーティングでは、まずJASH会長が、JASHとAMASCの構造・歴史とともに、こうしたAMASCの現状について説明を行いました。その後の話 し合いでは、出席者の間からいくつかの重要な論点が提起され、JASHの取るべき方針について示唆に富んだ意見が次々と上がりました。初参加の方々も、積 極的に質問や発言をしてくださいました。それら貴重なご意見を、理事会等における今後の審議にしっかりと反映させ、最終的な決断を下したいと考えておりま す。
また、2013年3月19日(火)には、AMASC会長(アメリカ)、AMASC役員(オーストラリア)を迎えて、ビジネス・ミーティングを行います。 AMASC執行部と直接意見交換ができる、またとない機会です。続く20日の「JASHの日」第2部では、スタディのテーマについてのおふたりのスピーチ も予定されています。お誘い合わせのうえ、奮ってご参加ください。
言葉も文化も異なる世界36カ国の同窓会を束ねるAMASCは、世界でも稀な同窓会組織です。とはいえ、その運営は難しい側面を持つことも否めません。私 どもJASHは、AMASCが少しでもよい形で存続するよう、協力を惜しまない所存です。今後ともJASH会員皆さまのご理解、ご協力をいただきたく、よ ろしくお願いいたします。

*「JASH-AMASCを考える会」は、JASH会員どなたでもご参加いただける会です。
日本国内8つの同窓会の同窓生たちと、同窓会への思いや意見を分かち合いませんか。